英検
公益財団法人 日本英語検定協会
英検
第1回
神戸海星女子学院大学

私のやる気を応援してくれる、アットホームな温かさ、先生や友人との「近さ」がうれしい。

神戸海星女学院大学は2012年、「英検2級相当以上の資格を持つ入学者は、授業料を免除する」という英検優遇制度を導入。
同大学は、英語観光学科、心理こども学科の2学科からなりますが、その両学科にこの制度は適用されます。
うれしいのは、入学試験合格時に英検2級相当の資格をまだ取得していなくても、3月末までに取得できれば制度の対象になること。また制度に定員を設けていないので、まさに学生のがんばり次第で特典が得られます。

英検優遇制度を導入して3年目の2014年は、新入生89人の内、8人がこの制度を利用して入学しました。制度を利用した学生は勉学意欲が高く、積極的に学ぶ姿勢が周囲の学生にも良い影響を与えています。
神戸海星女学院大学では制度導入に伴って、英検2級相当資格をめざす高校生対象に、2月と9月、無料の英検2級2次試験対策講座も開催し、英語が好きで勉強熱心な高校生の間で評判になっています。
この講座の受講をきっかけに同大学を知り、入学した学生もいます。
もともと人間関係が親密で、アットホームな雰囲気の大学ですが、英検は、英語力向上に役立つだけでなく、新しい絆のきっかけにもなっています。

Student’s Voice

英語観光学科 1年
北倉美沙さん

先生になりたい! そんな夢を仲間とともに追いかける喜び。先生になりたい!
そんな夢を仲間とともに
追いかける喜び。

北倉さんは高校2年のときに取得した英検2級を利用し、英検優遇制度を利用して入学しました。
いずれは英検準1級、そして英検1級を取得し、英語力にさらに磨きをかけたいとのこと。
「英語の先生になりたい」。高校時代からそんな夢を持ち続けてきた彼女は、夢の実現に向かって、友人の山下優果さんと「教職研究会」を立ち上げ、活動をしています。

英検は勉強へのモチベーションにもなりました。英検は勉強へのモチベーションにもなりました。

この大学のことを詳しく知ったのは、高校2年生のときにオープンキャンパスに来てからです。少人数制なので先生と学生の距離が近く、丁寧な指導をしてもらえること、相談に乗ってもらえることを知り、受けることを決めました。私の通っていた高校もやはり少人数制での教育をしていたので、その良さを知っていたからです。

英検優遇制度も魅力でした。英検2級相当以上の資格を持つ入学志願者は授業料を免除されるので親孝行もできますし、安心して学べるという意欲にもつながりました。

英検に合格しようという目標意識やモチベーションが生まれましたし、語彙力や文法などの力がつくのもうれしいですね。

英検のための学習は、通常の学校の試験とはちょっと違う勉強をして準備する必要がありますが、それは英語力を高めるには効果的だと思います。私は高校2年生のとき、英検2級を取得し、優遇制度を受けました。

日々、学ぶ楽しさ、めざす喜びを感じています。日々、学ぶ楽しさ、めざす喜びを感じています。

私がなりたいのは英語の先生です。私が英語に触れたのはごく普通で、中学校に入ってからですが、すぐに好きになり、その中学の選択科目でも英語を取りました。この科目は「英検5級を取ろう」というもので、実際に5級を取りました。

大学で私のいる英語観光学科の学生には、私同様、先生になりたい学生がかなりいます。また学科名からもわかるように、観光系の分野を志向する学生も多く、航空会社、旅行関係、ホテルなどへの就職をめざしています。「観光英語」など、観光に関連する科目があるのも特徴でしょう。

私が好きなのは、「オーラルコミュニケーション」。ネイティブの先生に英語のみで発音、表現を学ぶことができます。その先生が日本文学のファンで、好きな本や作家について英語で話すということもあってとても楽しいですね。

「先生になりたい」とずっと言い続けていたら、同じように先生になりたい新入生と出会いました。それが山下優果さん。彼女に声をかけ、一緒に「教職研究会」を作りました。仲間と一緒に先生になるための勉強や準備をするサークルです。

このほか、料理部、大学の情報を外部に発信する学生広報委員会にも入り、忙しく充実した日々を送っています。英検では準1級、そして1級を取得し、英語力に磨きをかけたいと思っています。

Student’s Voice

英語観光学科 1年
山下優果さん

オープンキャンパスで知ったキッズイングリッシュの魅力に引きつけられました。オープンキャンパスで
知ったキッズイングリッシュの魅力に引きつけられ
ました。

山下優果さんは合格時にはまだ英検2級を取得していなかったので、一念発起、そこから勉強して見事2級を取得。英検優遇制度の適用を受けることに成功しました。経済的にも助かり、勉強意欲も高まったと語る彼女。
この大学のキッズイングリッシュのコースを受け、子供たちの英語の先生になるのが
夢です。

親密な人間関係の中で学べる良さがあります。親密な人間関係の中で学べる良さがあります。

神戸海星女子学院大学の英検優遇制度は知っていましたが、私の場合は入学試験合格時点では英検2級はまだ取得していなくて、入学する前に取得し、優遇制度の対象になることができました。

英検のための勉強をして感じたのは、英語力、とくにリスニングが伸びることはもちろん、検定日に向けて、「今日はここまで勉強しよう」と自分で配分を決めて学習する計画性が育ったことですね。

この大学を志望した大きなきっかけは「キッズイングリッシュ」です。神戸海星女子学院大学には、子供たちに英語を教えるための専門科目「キッズイングリッシュ」がありますが、私は、オープンキャンパスで、その説明を聞きました。

先生に、子供が楽しみながら学べる授業をどうやって作るかをお聞きし、すごく興味を引かれました。結局、オープンキャンパスには3回足を運び、この大学で学んで子供に英語を教える仕事がしたい、と思うように なったのです。

入学前から暖かい雰囲気は感じていましたが、入学してよくわかったのは、人数が少ないので、先生と学生、学生同士がとても親しく、仲が良いことです。大学が一つの家族みたいな感じなんですね。これもうれしい点です。

この大学で、友人とともに学ぶ喜びに出会いました。この大学で、友人とともに学ぶ喜びに出会いました。

振り返ってみると、中学2年生のときの英語の先生の影響が大きかったと思います。中学1年生で英語の授業が始まったときは、あまり英語が好きになれなかったのですが、その先生に出会って英語が好きになりました。それが今につながっていると感じます。

私がその先生と出会って英語が好きになったように、将来、私が教えた子どもが英語を好きになってくれればうれしいですね。

授業の中では英語音声学に興味を持っています。ヘッドフォンを付け、発音指導などを受けるもので、一人ひとりの違いに合わせて学べるのがうれしい。また、コミュニケーション系の授業では自分の意見をしっかり伝えなければならないので、これも高校生のときとは異なるむずかしさ、おもしろさがあります。

この大学で「教える仕事をしたい」という同じ思いを持つ北倉美沙さんと出会ったことも大きな喜び。2人で「教職研究会」というサークルを立ち上げ、励まし合いながら教師への道を歩み始めています。

Teacher’s Talk

英語観光学科 教授
石原敬子先生

英検優遇制度で、やる気の連鎖が生まれてきました。英検優遇制度で、
やる気の連鎖が生まれてきました。

神戸海星女子学院大学が英検優遇制度を導入したのは、勉学に対して意欲的な学生に集まってほしかったからです。英検2級は、高校でしっかり学んできたかを見るにもちょうどよい指標です。制度を導入すると優秀な学生が入学しただけでなく、その意欲が他の学生に波及するといううれしい効果も生まれました。

勉強熱心な学生を核に、意欲好循環が生まれる。勉強熱心な学生を核に、
意欲好循環が生まれる。

学生にとって英検はもっとも慣れ親しんだ検定だと思います。スコアだけで合否のない検定と違い、英検は合否がはっきりと出ます。ほんの少しの点差で合格したり、しなかったりは厳しいけれど、受かった時の喜びはスコア制のものと比べ、ずっと大きいと思います。

本学では、2012年から、英検2級相当以上の資格を持つ学生の授業料を免除する「英検優遇制度」を開始しました。

この制度の利用者は、最初の2年は1人ずつでしたが、3年目の今年は一気に8人が入学、しかも非常に意欲的な学生が集まったと思います。やる気のある彼女たちを見て、「私もがんばろう」と思う学生が増えてきて、非常に良い循環になっています。

小規模大学の良いところで、新入生89人のうち、8人もそういう学生がいると、かなりの波及効果があります。

「英検優遇制度」の導入に伴い、高校生を対象とした無料の「英検2級二次試験対策講座」も始めました。この対策講座を受講した高校生の1人は準1級に合格したうえ、本学に進学してきてくれました。

英語観光学科では、2年次までに基礎を固め 3年次以降は教育や観光という専門分野へ。英語観光学科では、2年次までに基礎を固め3年次以降は教育や観光という専門分野へ。

神戸海星は伝統的に語学教育に力を入れてきました。一人ひとりを丁寧に指導する少人数制のメリットを生かし、英語観光学科では、入学したらまず習熟度別授業で力をつけています。2年次までの英語の必修科目数は約16。ここで基礎を固め、3年次以降は専門科目で学生の望む方向へと進みます。

教師志望、観光産業志望の学生が多いのですが、それ以外の産業を志望する学生ももちろんいます。どの職業に就くにしても英語力が一つの指標となる時代です。英語力によって就職も有利になることも伝えながら指導しています。

教室以外にも英語を学ぶ機会がさまざまな形で用意されています。ネイティブ教員との会話で英語の運用能力を高めるための「英語サロン」、学科の学生全員がプレゼンを行う「海星イングリッシュ・フェスティバル」、海外でのインターンシップや旅行代理店の海外支店での研修などを受けるグローバルツーリズム研修もあります。

また本学には英語観光学科と心理こども学科がありますが、学科間の垣根が低いのも特色です。たとえば、英語観光学科の授業に『キッズイングリッシュ』のコースがあります。これを心理こども学科の学生が受講したり、逆に英語観光学科の学生が、心理こども学科の幼児・児童関連の科目を受講したりすることがあります。

今後、英語教育は、さらに低年齢層に向けて行われるようになるでしょう。ですからこうした柔軟性は将来、役立つと思います。

About School

神戸海星女子学院大学神戸海星女子学院大学

陽光あふれる港町で、きらりと輝く小さな女子大陽光あふれる港町で、きらりと輝く小さな女子大

港町神戸の美しい海と山を一望できる山の手エリアに位置する神戸海星女学院大学は、キリスト教精神を原点に、“人を愛し、社会に奉仕するとともに、教養にあふれた、自立した社会人として活躍できる女性を育てる”という理念を掲げています。
英語観光学科と心理こども学科の2学科のみという小さな大学ですが、それだけに教員と学生の距離が非常に近く、親切で行き届いた指導、アットホームな温かい校風が魅力です。
専任教員一人あたりの受け持ち学生数は約14人。就職内定率も92.6%(2013年度実績)と健闘、多方面に人材を送り出しています。

英検優遇制度内容

●一般入試、社会人・他入試:

英検2級以上:授業料免除

対象となる学部・学科:

現代人間学部(英語観光/心理こども学科)
※2級合格者は1年次の授業料免除(入学前の取得に限る)

●推薦入試:

英検2級以上:基礎学力判定免除、授業料免除

対象となる学部・学科:

現代人間学部(英語観光/心理こども学科)
※2級以上は基礎学力判定免除、準2級は10点加点
※2級合格者は1年次の授業料免除(入学前の取得に限る)

学校概要

創立
1951年/学校法人海星女学院(小・中・高)を設立
1955年/短大(英語科)を設置
1965年/大学を設置
住所
兵庫県神戸市灘区青谷町2-7-1
学部学科
現代人間学部(英語観光学科、心理こども学科)
在学生
295人
URL
www.kaisei.ac.jp